相続税の財産評価はどのように行われるのか?


相続財産の評価って、どんな風に行われているのでしょうか?
今回はその相続評価の中でも不動産の評価方法についてお話していきましょう。

 

◆不動産の相続評価方法とは


不動産の評価方法としては、原則死亡した日の時価で評価されることになります。
時価というのはその日(亡くなった日)の不動産の価値の事です。
よく、高級お寿司屋さんなどで、高級なお魚に「値段は時価」なんて書いてあったりしますよね。
その日の仕入れた値段によって変わるというものです。
不動産の相続もイメージとしては、そのような形で亡くなった日のその日の評価で金額が決まるとされています。

 

◆建物の評価方法


建物の評価方法は非常に簡単です。
都内であれば都税事務所から発行される、固定資産税評価証明書に記載されている価格がそのまま評価額となります。
もし建築中の建物があるとすれば、課税時期までにかかった建設費用の70%で評価されるようになります。
ちなみに余談ではありますが、家屋の中の設備に関しては家屋の評価に含まれますが、庭や塀などに関しては、別に計算されるようになりますのでその点は注意しておきましょう。

 

◆土地の評価方法


この宅地の評価方法についてですが、土地の種類で大きく異なってきますので、それぞれ個別にお話していきましょう。

①宅地の評価
宅地の評価には大きく分けて2種類あります。
一つ目は路線価方式と言う方法です。
対象となる土地が面している道路の価値を基準に、評価額を出す方法です。
二つめはこの倍率方式です。
この方法は、1つめの路線価が設定されていない土地に対して使われる方法です。
現在、日本の全ての道路は値段を設定されている訳ではありません。
ですから設定されていない道路に隣接する土地に関しては、この方法が使われます。

②農地の評価
農地の評価方法は全部で4つあります。
純農地、中間農地、市街地周辺農地、市街地農地です。
1つめ2つめの関しては倍率方式で計算され、3つ目の市街地周辺農地に関しては市街地農地の80%が評価になるとされています。

③山林の評価方法
山林の評価方法に関しては3つに分類されます。
純山林、中間山林、市街地山林の3つです。
1と2に関しては倍率方式、3の市街地山林に関しては宅地比准方式又は倍率方式が採用されます。
ちなみに、宅地比准方式とはその農地が宅地であった場合の価格からその土地を宅地にする為に必要な費用として国が定めた額を控除する事を言います。
このように、相続において土地の財産評価はいろんな種類があり、結構ややこしい事は間違いありません。
分からない事は、素直にプロに聞くのもいいかもしれませんね。