アイスクリーム頭痛(かき氷頭痛)が起きたとしても食べつくしたい浅草のかき氷!!


あてなるもの、薄色に白襲の汗衫。かりのこ。削り氷にあまづら入れて新しき金鋺に入れたる。水晶の数珠。藤の花。梅の花に雪の降りかかるたる。いみじうつくしき児の、いちごなどを食ひたる。 何と美しい枕草子の第四十二段あてなるものの原文です。平安時代に清少納言は、どの様な感覚で書いたのでしょうか?美しすぎます。現代の浅草に清少納言が、タイムスリップしたと仮定して、頭痛に耐えながらもかき氷店舗をはしごするなんてのも乙なものではないでしょうか。前置きが長くなりましたが、これから清少納言と共に浅草のかき氷屋さんをはしごしていきましょう。

■壱件目【浅草いづ美】

1件目から飛ばして行きましょう!清少納言も無言で食べ続ける抹茶味かき氷、まるで富良野の春に降る美しい雪のように口どけも柔らかで、とろける食感は、ダイアモンドダスト(細氷)。これにプラスして抹茶のシロップも濃厚で、とどめは、小豆が、お洒落な盛り付けで、かき氷を優しく包み込むように演出しています。 かき氷の美味しさもさることながら美しきかなは、店内かな。店内は、黒を基調とした和の空間が広がります。店内から見える景色には、竹をふんだんにあしらい金沢の兼六園を思い起こさせる灯籠と下側には、龍安寺を連想させる枯山水。まるで、そこは竹取物語のようなSFファンタジー。 ◎店舗情報 ◇店舗名 ・浅草 いづ美 (いづみ) ◇様式 ・かき氷 ・甘味処 ◇店舗住所 ・東京都台東区浅草1-8-6(浅草駅から約300m) ◇営業時間 ・牛の刻-昼四つ(11時30分)から酉の刻-暮六つ(18時) ◇ラストオーダー ・申の刻-夕七つ(17時30分) ◇定休日 ・無休 ◇ホームページ ・http://www.asakusa-izumi.co.jp/ ◇お問い合わせ電話番号 ・03-5806-1620

■弐件目【纏 】

2件目に纏 (まとい)を選んで、少し江戸の情緒を感じてもらいましょう。やはりここでは、しろくまを選びます。清少納言もこのしろくまを見た瞬間に笑顔になるでしょう。味やイメージは、アイスクリームのしろくまに近いのですが、見た目が可愛い。杏やアイスクリームを使いしろくまの顔を表現しています。サイドには、自家製ソースのカラメルソースとミルクショップが添えられていますので、味のバリエーションを楽しむことができます。 ◎店舗情報 ◇店舗名 ・纏 (まとい) ◇様式 ・喫茶店 ・かき氷 ・甘味処 ◇店舗住所 ・東京都台東区浅草1丁目3−3(浅草雷門近く) ◇営業時間 ・平日:牛の刻・昼九つ(12時)から酉の刻・暮六つ(18時) ・土日祝:牛の刻・昼九つ(12時)から酉の刻・暮六つ(19時)  ◇定休日 ・無休 ◇ホームページ ・http://www.kaminarimon.jp/ ◇お問い合わせ電話番号 ・03-3841-7508

■かき氷頭痛

今回は、浅草のかき氷店を2店舗ご紹介しました。清少納言も立て続けにかき氷を堪能したので、頭痛がひどくなり元居た世界に還りました。現在では、ポピュラーなかき氷ですが、以前は、お祭りなどでしか食べられませんでした。古典にロマンを抱きながら枕草子を片手に浅草をぶらぶらしてみるのも良いのではないでしょうか。今回の時代絵巻は、株式会社日本不動産がお送りいたしました。