悪質入居者への対応はどうしたら良い?


賃貸経営をしていると、悪質入居者に悩まされることがあります。まさかと思うような悪質ぶりに、一般常識やモラルは通用しないのかと悲しくなるような事例もありますね。大家さんを悩ませる悪質入居者の事例を紹介しましょう。

■ペット禁止なのにペットを飼っている


「壁際からガザガザ音がするし、鳴き声が聞こえる」と住民から苦情が出て、様子を見に行くと、契約でペットは飼えないことになっているのに、勝手に猫を室内で飼っていました。
動物を飼うと臭いがつくことも多いですし、やめて欲しいと伝えましたが、1ヶ月経った今もまだ飼い続けているようです。
大家の言うことなんて無視!約束が違うのだから出ていって欲しいけれど、ラチがあきません。

■勝手に改装や設備の取替をしている


「DIY」をOKと言った覚えはないのですが、築40年ですし大目に見ていました。
だんだんエスカレートして、相談なしにキッチンを取り替えたり、勝手に改造したり…。
そこまでやるとは思っていませんでしたし、突然作業を始めるので、近隣住人の方にも迷惑がかかっています。
契約外の迷惑行為だと伝えると、修繕してやったんだからリフォーム代100万円払えと言われました。

■家賃の滞納をして居座っている


家賃を適当にある時払いで実質6ヶ月分ほど未払いです。
強制退去して欲しいくらいですが、3ヶ月に1度ほど入れる(しかも1ヶ月分だけ)というのが3回続いているので、出ていってもらって早くちゃんと家賃を払ってくれる入居者さんに入ってほしいです。
こんな入居者でも、勝手に鍵を変えて家財を出してしまうことはやっちゃいけないのでしょうか。

■騒音やベランダへのゴミおきなど迷惑行為


ベランダが生ゴミ臭いという苦情がきました。
行ってみると、部屋でためて置く場所に困った生ゴミをベランダにためていました。
しかも時折カラスに狙われて散乱し、掃除するのも運ぶのも面倒になったというのです。
このままでは退去してもらわなければならないと伝えると、逆ギレされ、出て行けと言うなら引越し代30万円よこせとゴネられ、もめているうちに、隣の入居者から退去の申し入れが…。踏んだり蹴ったりな気分です。

■悪質入居者対策には確かな審査と管理会社


紹介した事案は、大家さんがご自分で管理されていて、保証会社をきちんとつけていなかった、以前の大家さんからOKをもらっているとごまかされるなど、契約を法的な措置が取れる形できちんとしていなかったことで、より、話がこじれてしまいました。
契約書にして確認し、契約違反があった場合には、契約を盾に粘り強く交渉するのが基本です。
ただし、当事者である大家が対処するよりも、法規にも詳しい管理会社を間に入れることで、スムーズに解決できることも多いのです。
・保証会社を使って属性を審査
・信頼できる管理会社を使う
悪質入居者対策には、この2点が外せません。