基礎の基礎、家賃収入の仕訳方


個人又は法人で所有している不動産から、家賃収入を得ると必ず帳簿に記録する必要があります。経理の担当者を雇ったり、自分で簿記の勉強をして帳簿をつけるのですが、最近は使いやすい『会計ソフト』も出てきており、簿記の資格を必ずしも持っていなくても帳簿がつけやすくなりました。今回は、基本的な家賃収入の仕訳方を見ていきましょう。 ◎用語解説~勘定科目とは~ 勘定科目とは、お金の出入りについての”見出し”です。 慣れてくると、帳簿の勘定科目を見ただけで、その会社のお金の出入りが手に取るようにわかる様になります。

■仕訳のいろいろ

◎法人で営んでいる場合 ・不動産業が本業の場合は、家賃収入は「売上」となります。 ・本業が別にある場合は「受取家賃」となります。 ・また、法人で所有している社宅から家賃が入ってきた場合は、「雑収入」となります。 ◎個人で営んでいる場合 ・個人であっても、”個人事業主”として不動産を営んでいる場合、「売上」となります。不動産業が、”本業”とみなされるからです。 ・副業として、家賃収入を得ている場合は、「不動産所得」となります。

■【仕分け方の例】

ここでは、家賃収入100,000円が普通預金口座に振り込まれたものとして解説します。 ◎法人で、賃貸経営が本業の場合 ◇借り方 ・普通預金=100,000 ◇貸し方 ・売上=100,000 ◎法人だが本業以外で家賃収入を得た場合 ◇借り方 ・普通預金=100,000 ◇貸し方 ・受取家賃=100,000 ◎法人で、社宅から家賃収入を得た場合 ◇借り方 ・普通預金=100,000 ◇貸し方 ・雑収入=100,000 ◎個人事業主で、賃貸経営を本業としている場合 ◇借り方 ・普通預金=100,000 ◇貸し方 ・売上=100,000 ◎個人で、相続物件から家賃収入を得た場合 ◇借り方 ・普通預金=100,000 ◇貸し方 ・不動産所得=100,000 ◎個人事業主で収入が家賃収入だけの場合で、且つ、管理費などを差し引いた額を普通預金口座に振り込まれた場合 ◇借り方 ・普通預金=85,000 ・管理費など=15,000 ◇貸し方 ・不動産所得=100,000 ※借り方と貸し方の合計が同じ金額になるのが、仕分けの最も基本的なルールです。 これは法人でも個人でも変わりありません。

■最近は会計ソフトを使う人が多い

インターネットで検索するとわかりますが、各社から様々な『会計ソフト』が出ています。中には20年近くシリーズが続いている会計ソフトもある様です。 会計ソフトは「パッケージ版と呼ばれるタイプ」が概ね5万円以下で購入可能です。又、月額使用料を払うタイプですと、月々2千円から5千円程度の様です。簿記に苦手意識がある方は、こういった会計ソフトを利用してみはどうでしょうか。

■会計ソフトいろいろ

会計ソフトには、無料で使えるタイプも含めて様々なものがあります。大きく分けると下記の様です。 ◎パッケージ版 仕事でお使いのパソコンにインストールして使うタイプ。 ◎クラウド版 パソコンへのインストール不要で、インターネット環境があればどこへいてもアクセスできます。 ◎無料版 各ソフトメーカーが出している無料版ソフトは、ごく限られた基本的な機能のみが使えるソフトです。これを使ってみて、気に入ったら有償版を購入してもいいかもしれませんね。

■まとめ

”簿記の仕訳は面倒”と思われる方もまだまだ、多いかもしれませんが、お金の流れを正確に記録するためにはどうしても必要なものです。逆に、帳簿を見ればお金の流れはすべてまるわかりになってしまいますので、情報の管理にはくれぐれも気をつけましょう。 東京都浅草近辺で不動産の売買をお考えの方は、株式会社日本不動産へ御相談下さい。お客様の立場に立って、お取引の成立までサポートさせていただきます。