家賃収入がある人の確定申告~源泉徴収票など必要書類について~


年に一回、春に訪れる確定申告のシーズン。家賃収入のある方は、原則、確定申告の必要があります。 また、会社(又は役所)勤めをしている方でも、家賃収入があれば確定申告を行わなくてはなりません。 大切な手続きですのできちんと行いましょう。今回は、一見複雑な確定申告の手続きの流れと必要書類についてお話していきます。

■確定申告のための必要書類

まず、確定申告で必要となる書類を見ていきましょう。 ◎必要事項の記入が必要な書類 ・確定申告書B ・不動産所得用の青色申告決算書 所定の用紙は税務署で入手可能です。ほかに、国税庁の公式サイト内の『確定申告書等作成コーナー』からもダウンロードできます。市販の会計ソフトを使用して作成することも可能です。 ◎源泉徴収票 お勤めの方のみ必要になります。お勤め先の会社(役所)からもらえますので、無くさない様に保管しておきましょう。 ◎不動産会社から入手するべき書類。 ・不動産売買契約書 ・売渡精算書(不動産を売買した際の費用明細が分かるもの) ・譲渡対価証明書(マンションを土地と建物に按分した際の割合を示すもの) ・家賃送金明細書 ・賃貸契約書 ◎融資してもらっている金融機関から入手可能するべき書類。 ・借入金の返済予定表 ◎修繕を請け負った業者から入手するべき書類。 ・修繕の見積書・請求書・領収書 物件の修繕をした場合のみ必要になります、 ◎その他必要になる書類。 ・固定資産通知書 ・火災保険・地震保険などの証券 これらの書類は、確定申告書を作成する際に根拠・資料となるものです。大切に保管しましょう。

■確定申告書の作成手段

確定申告には『青色申告』と『白色申告』の2種類があります。書類の作成には、用紙をもらってペンで記入するほかに、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する事も可能です。 ◎国税庁『確定申告書等作成コーナー』 国税庁公式サイト内 http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm 参照 ”平成31年(2019年)1月から、「確定申告書等作成コーナー」が変わります。 具体的には、スマートフォン・タブレットに最適化したデザインの画面を利用して、所得税の確定申告書が作成できるようになります。” 国税庁公式サイト http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/smart_shinkoku/index.htm

■青色申告と白色申告の違い

◎白色申告の場合は所得が300万円以下の場合記帳の義務がありません。 ◎青色申告は所得に関係なく、記帳の義務があります。但し、記帳といっても、市販の会計ソフトがあれば簡単に帳簿作成ができます。記帳の義務はあっても、大きな節税効果が期待できる青色申告の方がお勧めです。

■給与所得もある場合の注意点

会社や役所にお勤めの方で、賃貸用の不動産も所有している場合、給与分の所得と不動産所得分を合算して確定申告をします。 給与所得については勤め先の会社(または役所)が申告してくれますが、確定申告の用紙に給与分の所得と不動産所得、源泉徴収票にある「給与所得控除後の金額」を記入する必要があります。尚、給与所得がある人で、不動産所得が20万円以下の方は、確定申告をする必要はありません。

■まとめ

  今回は確定申告に必要な書類の種類と、確定申告書の作成の流れをお話しました。確定申告は必要書類さえそろえれば、あとは税理士さんに依頼する事も出来ますが、もちろん費用が掛かります。最近は専門知識を持たない人でも簡単に使える会計ソフトが、複数のメーカーから出ています。この機会にご自身での確定申告に挑戦してみてはいかがでしょうか? 浅草近隣の不動産売却、購入に関してお悩みの際には「株式会社日本不動産」までご一報ください。