不動産売却にかかる平均期間は?


不動産を売却する時には、マイホームの住み替え、相続税の支払いなど、売却で得た資金の活用先が決っているケースも多いですね。不動産を売却しようと行動を起こしてから売却できるまでにどれくらいかかるのか気になるところです。不動産売却にかかる期間についてお話しましょう。

■マンション6ヶ月、一戸建て11ヶ月


アットホームが2015年に公表した資料によると、マンション6ヶ月、戸建て11ヶ月、平均8ヶ月という結果でした。
売り主の希望では、3ヶ月~6ヶ月という意見が多いようですが、戸建てでは、もう少しかかると考えたほうが良さそうです。

(参考)中古物件の“売り手”と“買い手”のキモチ調査
http://athome-inc.jp/pdf/questionnaire/15070901.pdf

■不動産を売却する方法とスピード感の違い


不動産を売却するには、不動産仲介業者を通して購入希望者を探し、購入希望者と売買契約を結ぶ『媒介契約』、不動産業者に直接買い取ってもらう『買い取り』が主流でしょう。
ざっくりと売却までの流れを追ってみましょう。

『媒介契約で売る』
① 仲介業者に依頼して購入希望者を探す。
② 問い合わせに応じて内覧、交渉。
③ 契約内容がまとまれば購入申し込みを受ける。
④ ローン利用の場合は審査が入ります。
⑤ 売買契約を結び、買い主はローン本申込み。
⑥ 入金決済の準備が整い次第、決済、引き渡し。

『直接買い取り』
① 買い取り不動産業者に見積り依頼。
② 内見・査定、価格交渉。
③ 折り合いが付けば契約。
④ 入金決済、引き渡し。

媒介契約では、購入希望者を広く求めるので、思わぬ高値がつくこともありますが、相場より少し低い価格をつけていたほうが、話が決まりやすいでしょう。
半年以上経ってからようやく値下げしたのでは、“売れ残り感”が出てしまいます。
相場に見合った価格交渉の駆け引きが、仲介業者の腕の見せどころとなりそうです。
また、踏まなければならない手順の項目数が多く、ローン手続きなどは、それだけで1ヶ月程度かかってしまうでしょう。
一方の直接買い取りでは、不動産業者との価格交渉がうまく行けば、決済まで一気に進めることができるでしょう。

■スピード重視で売却するなら買い取り


相場について下調べした上で、買い取り対応業者に査定を依頼します。
高価買い取りができる業者の特徴は…
・潤沢な資金を持っており、信用が高い。
・エリアの事情に通じていて高く売るツボを心得ている。
・売りたくなるような価格を初めから出してくる。

買い取りを行う業者は、プロ視点で物件を評価し、魅力を付加して売却するツボを心得ています。
高く買っても、利益を出せるだけの価格で売れるのです。