気になる家賃収入の比率はどのくらい?



賃貸経営をして家賃収入を得ていく上で気になるのはその比率です。
だいたいどの程度の割合になるのでしょうか。
今回は家賃収入についてお話していきます。


◆家賃収入について
まずは家賃収入についてお話していきます。
例えば10部屋あるアパートを一部屋10万円で貸し出すと仮定します。
そこで10万円×の10部屋で100万円の家賃収入が入るわけですが、これらが全て収入で自由に使えるお金というわけではありません。
この100万円の中から銀行などで借りたお金の返済に充てなければいけませんし、今後どのような建物の修繕などが待ち構えているか分かりませんのでその対応の為に貯蓄もしなければいけません。
もちろん保険も支払わなければいけませんよね。
そう考えると手元に残るお金は極わずかなものとなってしまいます。
ちなみに比率についての計算は下記のようにすると分かりやすいですよ。
※実質利回り(%)=年間の家賃収入-諸経費÷物件の購入価格(諸経費含む)×100


◆家賃収入の比率とは
では、次は家賃収入の中身について比率を見て行きましょう。
上記では保険や修繕費等も考慮してという事をお伝えしましたが、その他には空室期間中の家賃が入ってこない事も想定して考えておかなければいけません。
ですから、比率としては家賃収入の40%は経費等でなくなると考えておいた方がいいでしょう。
ですから、毎月100万の家賃収入である場合、実に40%は経費や貯蓄等でなくなると仮定しておきましょう。


◆退去の際の収益率等も考えておこう
また現在、賃貸物件の退去年数は平均して3年に1度と言われています。
1度退去されてしまうと、その後の清掃や修繕等で時間とお金がかかる事になります。
更にはその期間空室期間となる為、家賃収入が入ってこない事態になります。
少しでも修繕や募集のタイミングが遅れただけですぐに2~3ヵ月の空室となってしまうでしょう。
この空室期間を極力抑える事で、収益率を下げないようにしていかなければいけませんね。
ちなみに12ヵ月のうち、たった2ヶ月空室になっただけでも稼働率は80%程になってしまいます。
退去後の空室期間はなるべく短くなるように迅速な行動を心がけましょう。


◆儲かる物件を探そう
不動産投資の醍醐味と言えば、それはもう物件探しです。
どんなに安かろうが高かろうが、物件が良ければ儲かりますし、悪ければ儲かりません。
家賃収入の比率をしっかり考えて行こうと思うのであれば、まずは儲かる物件をしっかり考えて購入していくようにしましょう。


◆最後に
このように家賃収入の比率は6割ほどと言われています。
100万円のお家賃でも実際は50~60万円程度しか手元に残りません。
賃貸経営から得られる利益は、このように想像するよりもはるかに低いです。
ちなみにしっかりしたオーナーさんであれば、その6割の中から更に貯蓄している人がほとんどです。
そうなると手元に残るお金はそれこそ少ないですね。
不動産経営は確かに安定していますが、家賃収入の比率は思っている以上に低いという事だけは理解しておきましょう。