浅草から水上バスに乗ってお散歩



隅田川は東京湾へ流れゆく川の一つで、浅草もその恩恵を受けながら発展していきました。水上交通も盛んで、代表的なものが屋形船で花火大会の季節には大勢の方々が船を利用していくことでしょう。それ以外の交通機関は水上バスが就航されています。今回は水上バスのことについてお話ししましょう。

船の種類

まずは水上バスの種類について紹介しましょう。種類だけでも豊富で、どの船が入ってくるのかでさえワクワクしますね。では、船について紹介していきましょう。ただし、一部の船に関してはルートが固定されていますので注意しておきたいところです。

ヒミコ

子供たちが「もう一度乗ってみたい水上バス」であることを願って、近未来的なデザインを施した船で、定員約80名程度とキャパシティは少なめですが、夜に乗ると宇宙を旅しているかのような感覚になるでしょう。由来はもちろん、邪馬台国の女王からもじったものです。

ホタルナ

こちらも近未来的なデザインの船で、前述のヒミコと違いは蛍をイメージしたものです。隅田川を羽ばたくであろう蛍の光が幻想的な空間を生み出していくことから、その名前が付けられました。定員は約120名と、ヒミコよりは多めです。

リバータウン

さて、この船はフェイス部分がどこかのヒーロー戦隊ものに登場しそうなフォルムで、いかにもかっこよさを感じさせる水上バスです。白いボディにピンクラインのアクセントが鮮やかで、隅田川の平和を守ってくれそうな感じが漂いますね。 ※この船以降の定員は約300名

海舟

この船の名前の由来は明治維新に活躍した勝海舟をもじったもので、東京湾の水上交通の夜明けを告げてくれそうな力強い名前です。 屋上デッキやサイドデッキを付けることにより、隅田川のクルージングをさらに楽しくすることに成功しました。

道灌

名前の由来は江戸城を築き上げた太田道灌で、後に徳川家が約300年にわたって住み続け、現在の皇居の雛形を作った功労者によるものです。海舟とちがい屋上デッキこそありませんが、1920年代のアメリカの船をイメージした内装は、ミシシッピ川をゆく船を想起させることでしょう。

いりす

この船は前述した三種と比べキャパシティは約150名と少なめですが、虹の女神イリスから名づけられました。虹つながりでレインボーブリッジを経由することがある水上バスという意味ではまさに適任といえるでしょう。

ジュビリー

さて、この船からは再び約300名のキャパシティを有しています。特徴は後部デッキにトランサムステップを有していることから、東京湾や隅田川と一体になることができることと、屋上デッキで東京湾のダイナミックな景色を眺めることができる船です。

アワータウン

船の内装は洋風の客船をイメージしたもので、水上散歩をするという意味にふさわしい内装であることが魅力です。レトロスタイルな内装はどことなく懐かしさを感じ、古き良きアメリカのイメージを感じることができるでしょう。 以上、隅田川を行く水上バスについて紹介してまいりました。今年8月からは新型の水上バスの就航が決まり、初めての個室が設けられることになりました。グループ連れの方にとってはありがたい存在で、ちょっとした宇宙旅行気分をイメージした船となっており、水上バスの楽しみがまた一つ、増えていくことでしょう。

浜離宮恩賜庭園へ

浅草を出港して隅田川にかかる14の橋を経由して最初に到着するのは、浜離宮恩賜庭園へ到着します。下船する際には入場料が含まれていますので船を降りたらすぐに入場できるのが特徴です。 浜離宮恩賜庭園は17世紀に徳川家によって作られた庭園で、江戸湾から一番近いところに庭園があることから、海から一番近い場所にある庭園として知られており、年始には鷹匠たちによる放鷹術の実演が披露されるなど、見どころ満載の庭園です。 すでに閉鎖された築地市場や、かつてその市場から九州へとむけて走り出した鮮魚専門の貨物列車「とびうお・ぎんりん」が横切ったとされる浜離宮踏切の跡地が点在していることから、この公園との結びつきと歴史を感じることができる地区です。 【詳細情報】 運賃→浅草から大人1040円、子供400円(いずれも入園料込) 就航している船→ヒミコ以外

日の出桟橋へ

さて、浜離宮を後にした水上バスは、日の出桟橋へと到着します。水上バスの拠点が日の出なら、この桟橋から歩いて13分で竹芝桟橋へとアクセスすることができ、小笠原や伊豆諸島へと結ぶ航路の拠点とされています。 小笠原諸島へは往復船での旅となりますが、新島や式根島、神津島、三宅島へは調布空港から新中央航空、八丈島へは全日空(羽田空港第2ビル)がそれぞれ就航していますので、船などの組み合わせでアクセスすることができるルートとされています。 【詳細情報】 運賃→浅草から大人860円、子供430円 就航している船→ヒミコ以外の船

そしてお台場へ

日の出ふ頭からレインボーブリッジをくぐり、台場公園内へ入る形でお台場へと到着します。 お台場といえば、おだいばビーチや自由の女神像、アクアシティやフジテレビ本社から近く、ゆりかもめの台場駅からもアクセスできるのが魅力です。 国道357号線や湾岸道路を超えていくとダイバーシティなどといった青海地区へとアクセスできるため、船を降りて散歩感覚で足を延ばしてみるとよいでしょう。 お台場界隈は毎年8月に「東京アイドルフェスティバル」が開催されるほか、各地で様々なイベントが開催されるので、浅草からの出かけるとするならば水上バスで渋滞知らずを実感してみるのもよいでしょう。 【詳細情報】 運賃→浅草から大人1380円、子供690円、ヒミコ→大人1720円、子供860円 就航している船→ヒミコ、ホタルナ(日の出桟橋経由)

豊洲市場へ

浅草から乗船する船がヒミコのみに限定されますが、築地市場から移転した豊洲市場の最寄となる豊洲へと向かいましょう。ららぽーと豊洲店の中にターミナルがあることから、買い物目的の方がこのバスを利用する光景は、交通渋滞や鉄道の乗り換え時間節約にも一役買っています。 浅草から直通の水上バスはありませんが、いろんなイベントが目白押しの東京ビッグサイトへは豊洲からゆりかもめに乗ることでアクセスが可能です。 【詳細情報】 運賃→浅草から大人2220円、子供1110円 就航している船→ヒミコのみ

まとめ

水上バスで浅草から東京湾へとアクセスできることは、電車やバスに乗っても普段なかなか見ることができない景色との出会いや、隅田川を船旅で味わうという非日常的な風景を満喫することができるのも、水上バスの魅力の一つですね。 東京都浅草近辺で不動産の売買をお考えの方は、「株式会社日本不動産」へご相談ください。お客様の立場に立って、お取引の成立までサポートさせていただきます。