浅草迷宮 ~浅草地下街物語~



東京地下鉄銀座線浅草駅を降り、改札を出るとすぐそこには浅草地下街であり日本最古の地下街です。浅草の人たちにとって、もう一つの隠れた名所であるとともに、ディープな一面を有していることもその魅力です。では、さっそく地下街へまいりましょう。

浅草迷宮

浅草地区のディープな穴場であり、もはや洞窟そのものである浅草地下街の入口は二か所あり、一つは東武浅草駅の前、もう一つは新仲見世通りとなり、雨の日や急いでいるときに便利な通路になるので、意外な穴場といってもよいでしょう。 今から約60年以上前の昭和30(1955)年に開業した浅草地下街は、当時としては地下にお店を作るという画期的な構造であり、戦後日本における復興のシンボルの一つとして注目されました。今では東京や大阪などといった大都市圏の定番として、また地下鉄や一部のJR線や私鉄線を抱える駅にとって、商業スペースとして活用できるという意味でも駅を利用する方にとって立ち寄りやすさと利便性の両方を兼ねそろえた存在です。

浅草駅8番入口から

東武浅草の目の前にある8番入口が、浅草地下街への入口を兼ねています。春日部や伊勢崎、日光や鬼怒川など各地からやってきた人たちが地下鉄に乗り換えるという意味でも、ありがたい存在の入口です。 昭和30年代初頭に完成した地下街の入口ゆえか、当時の建設技法の名残といえるダクトむき出しが古さを感じさせる一方、急な階段となっているため上り下りをする際(特に雨の日)には気を付けたいものです。ちなみに車いすには対応していませんので、エレベータがある東武浅草駅からアクセスしましょう。

入口から降りると・・・

かわいい土竜(もぐら)のマスコットが描かれた看板の出迎えを受け、早速どのお店へ行くか見極めたいところですが、案内板を見たところでどのお店が営業しているのか分かりません。せっかくですので、案内板を見てからどのお店が営業しているのかウィンドウショッピングを兼ねて見回りましょう。

お店のこと

地下街にあるお店についてですが、各地からやってきた方々の胃袋を満たすため立ち食いそばやうどん、ラーメン店やベトナム料理店、タイ料理の屋台などが点在しますので、どのお店の料理を味わうか迷うところです。夕方以降になると、立ち飲み屋さんも営業していますので、仕事帰りに一杯飲んでから家路につくのも魅力的です。 それ以外にもカットだけで700円という魅力的な安さの理容店があり、理容室へ行く時間がない方にとって、良心的な安さと交通至便なところが大きくサラリーマンなどを中心に人気を博しています。 中古のDVDソフトを販売しているお店もあれば、電極棒を使った電気式気功マッサージ店のほか、コインロッカーが入居しているということは、ちょっとした商店街の役割を果たしています。また、コインロッカーに関しては200円で利用できるので、駅のコインロッカーよりも安価で利用できるのは、外国の方を中心に人気です。 一通り散策を終えたら、新仲見世通り側の入口へと向かいそこから仲見世通りへ合流し、浅草寺などへ出かけましょう。

まとめ

浅草のディープな穴場である浅草地下街について紹介してまいりましたが、地下鉄を降りてすぐ地上の出口を目指すのもよいですが、地下街を散策してみると、地上では味わうことができない雰囲気を楽しめます。何よりも雨が降ってもその心配はないでしょう。ただし、むき出しの配線やダクト、ところどころの雨漏れ(補修は徹底しているが)もありますので、その点については地下街の歴史を象徴しているでしょう。 浅草地区での不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】まで、ご一報ください。