各地と浅草駅の関係



浅草は世界的に有名な観光地であり、羽田・成田の両空港からもアクセスできることから国内外の観光客を中心に賑わうほか、関東各地からのアクセスも容易です。 今回は浅草駅と各地の関係についてお話します。

まずは茨城から

浅草は茨城県つくば地区からもアクセスでき、1985年に開催されたつくば万博の跡地は住宅地として再開発され、長らくは鉄道空白地帯として続いてきましたが、今では秋葉原からつくばエクスプレスという愛称の電車が東京エリアと結ぶ唯一の手段です。

筑波地区と浅草 ~もう一つの常磐線~

つくばエクスプレスはかつて、旧国鉄が常磐線の混雑を救済することを目的に建設された路線でしたが、国鉄がJRへ再建する際、第三セクターへと移行する形で建設は継続され、今の首都圏新都市鉄道がその常磐新線を受け継いでいます。 終点のつくばはかつての科学万博の跡地を有効に活用する形で都市づくりを行い、昔はのどかな田園風景も、あの万博の恩恵を受ける形で様変わりし、今では学術研究都市として全国から優秀な学者を中心に集まっています。浅草へはつくばエクスプレスで行くことができ、筑波大学などで学術を研究した学舎さんたちも、休みの日を使って浅草へ足を延ばす光景も見受けられるほどです。なお、地下鉄銀座線とのアクセスは浅草よりも田原町が近いとお考えいただければ幸いです。

北関東と浅草

北関東から浅草へのアプローチは、東武鉄道伊勢崎線が一手に担っています。浅草駅を出てすぐ鉄橋があるのは、ドイツ鉄道のケルン中央駅に似通ったところがあり、出発してから鉄橋を渡り終えるまでの間は速度がゆったりとしているあたりは、条件がほぼ同じといったところでしょう。 東武鉄道は北関東地区とのネットワークが盛んで、埼玉県中部地区の春日部や南栗橋などの通勤アクセスを担っていますが、こちらについては地下鉄と相互乗り入れをしている便がほとんど多いのですが、浅草へ乗り入れている系統も健在です。

群馬地区と浅草

赤城や伊勢崎などといった群馬県内の都市とのアクセスは、各駅停車でも行けるのですが、それでは所要時間がかかるため基本的には特急を利用して浅草へアクセスすることが主体となっています。 特急の利用は通勤客(朝夕)だけでなく、渡良瀬地区や足尾銅山地区(こちらは栃木ですが)への観光アクセスにも恵まれ、途中の相老駅でわたらせ渓谷鉄道に乗り換えるだけで渡良瀬の自然に触れあうほか、足尾銅山の歴史を学べるのですから、群馬地区の観光アクセスという意味でも、浅草はその役割を担っているわけです。

栃木地区と浅草

栃木地区と浅草の関係は、同じ世界的に有名な歓呼地である日光・鬼怒川地区とのアクセスを結ぶことが昔から続いているという背景から、旧国鉄との壮烈な乗客シェア争いが続いていたのは有名な話で、旧国鉄と東武では車両を快適なものにするなど力を入れてきましたが、最終的には東武鉄道に軍配が上がりました。しかし、国鉄改めJRが東武鉄道に乗り入れる形で共存してしまったという逸話があります。 それはさておき、日光・鬼怒川地区とのアクセスは特急を中心に力を注いでいるのは、伊勢崎線浅草口の役割の一つです。都心への乗り入れは東武鉄道からすれば長年の夢でしたが、東京地区の玄関口は浅草で、肝心の都心へは北千住がその役割を果たし、東京地下鉄日比谷線(横浜方面へは中目黒で乗り換え)と半蔵門線(後者はさらに、渋谷で東急電鉄田園都市線へ相互乗り入れをしているが)へそれぞれ乗り入れています。

国際空港へのアクセス

東京の空の玄関は羽田空港ですが、1978年には千葉の成田に国際空港が生まれました。最近では全社にも国際線の路線が設定されるようになり、結果的には二つの国際空港を結ぶ路線へと成長しました。それが東京都交通局都営浅草線です。 現在は京浜急行と京成電鉄、北総鉄道と相互乗り入れをしているため二つの空港を結ぶ列車のほか、一部は西馬込へ行く列車が存在するほどです。

成田空港へ

羽田空港に国際線が再び受け入れを開始するまでの間は、成田空港が首都圏の国際線を一手に担う形で面倒を見続けてきました。今では佐倉回りのルートとかつて成田新幹線だった区間を再利用した成田スカイアクセスの二回りのルートを使うことにより、浅草へは二つのルートを選ぶことができるというのですから、乗客にとっては選択の幅が広がったといえるでしょう。

羽田空港、そして三浦半島へ

東京の空の玄関口である羽田空港からのアクセスが便利であるのは、成田空港共々都営浅草線の存在があるからこそ、電車一本で結べるルートです。北は稚内から南は石垣島と国内の路線ネットワークが豊富な羽田空港は、全国各地からの観光客でにぎわっています。その中から浅草へ向かう人たちにとってありがたい存在です。 また、横浜を越えて横須賀などを擁する三浦半島へのアクセスも便利で、浅草地区から三浦方面への日帰り旅行が便利な環境であることから、浅草線の存在意義は高いでしょう。

地下鉄に乗って渋谷へ

最後は、東京地下鉄銀座線です。銀座線の始発は浅草と渋谷で、途中銀座や虎ノ門を経由する路線です。日本で一番古い地下鉄として有名で、最近では車両の新型導入を終えたばかりで、一部の駅ではリノベーションを行っていることから銀座線そのものを活性化しようと力を注いでいます。

浅草との関係

上野と浅草の間が一番古い路線ですが、最終的には渋谷が終点という形で路線が結ばれることになり、当初は東京急行(現・東急電鉄)と相互乗り入れして二子玉川へと結ぶ計画でした。 結局計画は大幅に変更され、現在は半蔵門線との直通という形となりましたが終点の一つ手前である表参道で乗り換えができ、浅草から乗ってきた電車を降りると、向かい側のホームには田園都市線方面へと向かう電車が、川崎北部や横浜北部を貫く形で走り、最終的な目的地は神奈川の大和にある中央林間ですが、そこから小田急電鉄江ノ島線に乗り換えることにより湘南地区となる藤沢や江の島へとアクセスしています。

まとめ

以上、浅草と各地の関係についてまとめましたが、世界的に有名な観光地や東京の空の玄関口と鉄道で結ばれているのは、浅草の地の利を生かしてなせる業であるといえるでしょう。 浅草地区での不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】まで、ご一報ください。