浅草周辺の公園を散策してみよう



台東区にとって重要な観光スポットを抱えているのは上野のほか、浅草もその一つに含まれています。浅草寺付近は国際観光都市の風格にふさわしく大勢の観光客の方々で賑わいますが、対照的にその周辺は住宅地ゆえに比較的落ち着いた雰囲気が漂っています。今回は、浅草周辺の公園について紹介しましょう。

浅草北部~京町公園~

最初に紹介するのは、今では住宅地に囲まれながら庶民的な生活感あふれる地区の一つである千束エリアに属する京町公園を紹介しましょう。北東には映画などでおなじみの吉原地区があり、江戸時代には遊郭が立ち並んだエリアで、初期には日本橋の人形町で営業をしていましたが幕府の政策により浅草北部へと拠点を移しました。 この公園は周辺を民家に囲まれている関係で、そこまで広くありませんが遊具やトイレに関しては整備が行き届いており、規模の都合上ボール遊びはできないものの、近所の子供たちが親と一緒に遊ぶ光景を見かけます。 また、園内にはかつての町の名前「浅草新吉原京町」だった由来に関する看板があり、先ほど説明した吉原の歴史をひもとく手がかりの一つとして後の世に残されています。 ・住所:〒111-0031 東京都台東区千束3丁目26番地18号 ・交通アクセス:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線浅草から徒歩11分

江戸町通り~吉原公園~

吉原大門の後を少し進むと吉原公園があり、その近くにはお歯黒どぶの石垣跡や五十間道が存在しているのは、千束地区が吉原といった別名を持つ遊郭地帯であることを物語っています。先にも少し触れましたが、浅草地区の歴史を語る上で欠かせない地区の一つとされています。 大溝(お歯黒どぶ)は遊郭から遊女が逃げるのを防ぐためのトラップとして設置されていましたが、その後の都市開発などにより現在は吉原公園付近にわずかながら残っています。こちらは京町公園と比べて比較的広いのですが、民家に囲まれているためボール遊びに関しては難しい場所です。 しかし、遊具やトイレの整備が行われているのは行政が子育てに際し、子供と安心して遊べる場所の整備に力を注いでいる証拠であり、春になると桜の花が咲き誇ります。旧町名は浅草新吉原江戸町1丁目でしたが、現在は千束へと地名を改めています。 ・住所:〒111-0031 東京都台東区千束4丁目40番地6号 ・交通アクセス:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線浅草から徒歩15分

鷲神社の近く~花園公園~

鷲神社と吉原神社、それに吉原弁財天を線で結ぶと三角形ができますが、そのトライアングルの中にあるのが花園公園で、目印となるのは台東病院でありそのおひざ元に位置しています。 ボール遊びはできませんが、遊具は整備されており砂場は猫除けとして金網に囲まれているほか、トイレの横に植えられている桜の木は近所の方の長寿を祝って植樹されています。 年に数回、この公園でイベントが開催され、普段は子供たちの声で賑わいますが、その時ばかりは近所の人たちがにぎわいを見せてくれるのが特徴で、花園公園の違った一面を見せてくれ、公園は一つのコミュニティの場であることを再認識させられます。台東病院と千束保育園のすぐそばにあるため、患者さんと家族の方や、子供たちと保育士の方が散歩で訪れます。 ・住所:〒111-0031 東京都台東区千束3丁目20番地7号 ・交通アクセス:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線浅草から徒歩10分

旧日光街道~待乳山聖天公園~

隅田川付近まで進み、周辺がだんだん観光地らしくなってきたなと感じたところにあるのが待乳山聖天公園です。そもそもこの公園は寺の中にあります。 隣接する公園は遊具がそろっており子連れの親御さんがある程度遊んだらお参りする方もいるほどです。南側にある出世観音はちょっとしたパワースポットの役割を果たしており、出世運や仕事運アップなどといったビジネス面におけるご利益があるとされています。 また、境内には剣客商売の原作者である池波正太郎の生誕地の碑があり、彼の作品には江戸時代における風俗習慣が的確に書かれています。 ・住所:〒111-0032 東京都台東区浅草7丁目4番地9号 ・交通アクセス 東武鉄道伊勢崎線東武浅草から徒歩12分 東京地下鉄銀座線浅草から徒歩13分 東京都交通局都営浅草線浅草から徒歩14分

そして・・・~隅田公園~

最後に紹介するのは、隅田川沿いにある隅田公園です。雷門から東へ少し進むと吾妻橋があり、浅草側が起点で終点が北東地区になる今戸の桜橋中学校付近まで至る距離が区域内とされています。 北側には自治体が運営しているリバーサイドスポーツセンターがあり、正岡子規ゆかりの地でもあることから、野球を愛した彼に敬意を払う意味で少年野球場や梅めぐり散歩道、言問橋の手前でいったん途切れますが、東京大空襲戦火犠牲者の追悼碑が建てられており、戦争の悲惨さを伝えるモニュメントがあります。 道を渡ってもう一つのエリアには遊具エリアがあり、子供を遊ばせるのに最適な場所となっています。さらに南へと散策しつつも対岸の墨田区のビル群を眺め、クルーズ船の船着き場が見えるとスタート地点の吾妻橋へと戻ってきます。 毎年夏に開催される花火大会のシーズンになると大勢の方々で賑わい、その模様はテレビで放送されるほどの人気を博しているのは、この公園のもう一つの顔を物語っています。 ・住所:〒111-0033 東京都台東区花川戸1丁目1番地 ・交通アクセス 東武鉄道伊勢崎線東武浅草から徒歩1分 東京地下鉄銀座線浅草から徒歩2分 東京都交通局都営浅草線浅草から徒歩3分

まとめ

浅草地区における公園を紹介してまいりましたが、公園によっては歴史がつづられている場所もあれば、大勢の人たちでにぎわいを見せながらも一つのコミュニティの場所として保ち続けているほか、夏になると花火が浅草を彩るなど様々な一面を見せてくれます。 不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】までご一報ください。