浅草の南西部~善照寺~



浅草と言えば浅草寺や伝法院、今戸神社に鷲神社などといった神社・仏閣系が多く、場所を探すだけでも意外に離れた場所にあるのが特徴です。多くの観光客の方は雷門から仲見世通り、浅草寺や五重塔などをめぐるのが定番ですが、それ以外のスポットを回りたいものです。今回は、浅草の南西部にある善照寺について紹介しましょう。

実は二か所ある?!

善照寺についてですが、浅草地区だけでも二か所存在し、一つは田原町の駅前、もう一つは駒形寄りの新堀通りにあります。始めて浅草を訪問する場合、善照寺を見ておいたほうがいいと薦められたとき、どこへ行けばよいのかさっぱりわからなくなります。薦めた人には二か所のうち、どれが正しいのかと言いたくなるのは同じ名前の寺が二か所存在した場合に起こる弊害です。それを避けるならば、相手に対して場所を説明しておかないと混乱の原因になりかねません。 前者は満照寺と隣接しているものの、すぐ近くにある本山東本願寺周辺だけでも運行寺や来應寺、宗恩寺が存在しています。後者については都道453号線の裏手で通り沿いには巌念寺、北側には西光院があるのは大まかな違いとなり、裏側には墓地があるのは双方の共通点としています。なお、二か所の宗派の違いなど詳細についてはこれから紹介します。

田原町の近く

まずは西浅草にある本山東本願寺の近くにある善照寺について紹介していきましょう。現在の本堂については1958年に竣工したもので、浅草の仏閣の中で比較的近代的な建築物であり、寺院でありながらも内外観問わず見た感じではキリスト教(カトリックなど)の教会に近い感じがしますので、最初訪れた方からすれば驚いてしまうのは意匠によるものです。しかし、よく見ると回廊部分に関しても寺院の名残が残っています。 歴史は1590年に小田原の本山から十世宗栄が江戸で創建しましたが、1694年に浅草に移転する形にて建てられ、満照寺7代目となる足利了順が中興開基とされています。宗派は浄土真宗系の単立で文化財については江戸時代の後期に医師として活躍する傍ら国学者としての価を持つ清水浜臣の墓があり、こちらは東京都指定文化財となっています。また、紫陽花が咲き誇り、毎年6月になるときれいに彩られています。

蔵前の近く

さて、もう一つの善照寺は住宅地に囲まれた場所にあり、こちらは比較的寺院の風格を感じさせています。前者が洋風のイメージがある本堂とは対照的です。宗派に関しては浄土真宗大谷派と違いを見せています。歴史に関しては基本的には先に説明した通りですが、宗派の関係で場所は蔵前の近くに建てられています。しかし、江戸で創建した時は木挽町に創建しましたが、神田から下谷七軒町と移転し、現在地に落ち着いています。 所在地については白鴎高等学校附属中学校の向かい側にあり、昔ながらの漬物店の裏側にあるため、実際に訪れるとしてもわかりにくい方が多く感じがちですが、門の周りをよく確認しておくと善照寺が書かれており、奥へ進むとちょっとした日本庭園風の道を経て、やがて本堂へとたどり着きます。ちなみに山号は本光山で院号は歓喜院となっているため、田原町の善照寺の違いの一つとして挙げられます。

訪問の際に覚えておくとよい住所

最後は、善照寺の住所などについて紹介しておきましょう。 まずは、 ・住所:〒111-0035 東京都台東区西浅草1丁目4番地15号 ・交通アクセス:東京地下鉄銀座線田原町から徒歩2分 次は、 ・住所:〒111-0042 東京都台東区寿1丁目11番地8号 ・交通アクセス:東京都交通局都営浅草線蔵前から徒歩7分 ・お問合せ先:03-3841-7977

まとめ

浅草にある善照寺は二か所あり、同じ名前の寺院がある場合は所在地までの確認をしておくと、自分がこれからどこへ向かうのか正しい場所へ導くとき、道に迷ったりするリスクを回避できますので、時には行き当たりばったりでいくのは危険である認識を持つとよいでしょう。 不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】までご一報ください。