家賃収入を得て住宅ローンを返済する方法について



家を購入して住宅ローンの返済をしているけれど、転勤などで急に引っ越しをすることになった場合、ローンの支払いで悩むことでしょう。今回は、ローンの残額がある家を賃貸にすることで家賃収入を得て、住宅ローンの返済を続けられる方法について説明していきます。

家賃収入について

家賃収入とは、購入した物件を第3者に賃貸して、入居者から毎月家賃として収入を受け取ることです。得た収益から物件の経営に必要な費用を差し引いた額が、オーナーの手取り額となります。家賃収入は不動産所得に該当するので、毎年確定申告を行う必要があります。

ローン返済中に引っ越しすることになった場合について

転勤や両親の介護で住宅ローン返済中にやむを得ず引っ越しすることになり、家を第3者に賃貸したい場合、すぐに金融機関に相談して下さい。原則住宅ローンの用途は、契約者が家を購入する際の費用となっていて、勝手に賃貸にすることは出来ません。この場合には、賃貸住宅ローンに変更するか、他の金融機関で借り換えをすると良いでしょう。

ローンの金利について

住宅ローンの金利は約0.5%ですが、賃貸用のローンの金利は、約3~4%と高くなっています。住宅用か投資用で、金利に大きな差があるのです。民間の金融機関で住宅ローンを組み賃貸にする場合には、住宅ローンから賃貸用のローンに変更することが求められています。

ローンを借り換えた場合について

繰り返しにはなりますが、賃貸用のローンは住宅ローンと比べて金利が高くなっています。その分、毎月の返済額も増えることになります。それだけではなく、返済期間も短期間になるので、計画的に返済していかなければリスクを伴う場合があるので、注意が必要です。

ローンを切り替える際の手数料について

住宅ローンから賃貸用のローンに切り替える際には、いくつかの手数料を負担することになります。例えば、繰り上げ返済手数料(1回につき3,000円~5万円)・事務手数料(融資額×ローンの額に適した手数料)・印紙税(住宅ローンが1億円の場合は6万円)抵当権費(6~10万円)などです。これらの手数料を合計した相場は、約30万~80万円となります。

住宅ローン控除について

「住宅ローン控除」とは、住宅ローンを借りた日から10年間、数10万円程度の減税を受けることが出来る制度です。ただし、賃貸用のローンの場合には控除を受けることが出来ないので、借り換えを検討する際の参考にして下さい。

定期借家契約について

いずれ落ち着いた時に購入した物件に戻って住みたいという希望がある場合には、「定期借家契約」にしておいて下さい。賃貸で普通借家契約を結ぶと、契約更新が出来ずに戻れなくなってしまいます。定期借家契約なら、契約期間が終了すれば、家を明け渡してもらえます。

空室対策について

賃貸に変更出来ても、入居者がいなければ家賃収入を得ることは困難です。不動産管理会社に入居者の募集と家の管理を依頼することで、空室対策を行うことが出来ます。管理費がかかりますが、物件から離れた所に住む場合には、プロにお任せすることをおすすめします。

まとめ

住宅ローンの返済中に家を賃貸にして家賃収入を得るには、賃貸用のローンに借り換えることが必要です。また、金利が高くなること、手数料がかかるなど、注意すべき点も把握しておくことが大切です。 不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】までご一報ください。