家賃収入とローン返済額の関係性を考察



不動産投資を始める際、自己資金だけで物件を購入する人は少数派かも知れません。ほとんどの人は銀行などの金融機関でローンを組んで物件を購入します。物件購入の際のローンの金額は数百万円から数千万円、あるいは数億円となり、毎月数万円から数十万円、場合によっては数百万円ずつ返済していくことになります。今回は家賃収入とローン返済額についてお伝えします。

家賃収入からローン返済額を差し引く

賃貸物件を所有していて、毎月家賃収入を得ていても、それがそのまま利益になるわけではありません。毎月の家賃収入から、物件購入時のローンを支払わなくてはなりません。 それ以外にも、様々な諸経費を差し引いた金額が最終的な利益として残ります。諸経費には、ローンの金利、不動産会社へ支払う物件の管理費、各種損害保険料などです。 これらの支出の中でも、最も大きなものは、やはり何と言ってもローンの返済です。金融機関で組んだローンが大きければ大きい程、利息も大きくなります。このうち、経費として計上できるのは利息部分だけで、ローンの返済そのものは経費計上できません。当然ながら、家賃収入が毎月のローン返済額を下回ると、資金がショートしてしまいます。

ローン返済以外の支出

ローン返済以外の支出にはどの様なものがあるのでしょうか? 順番に見ていきましょう。 管理費 所有している物件のメンテナンスや点検に掛かる費用です。不動産会社へ業務を委託することが可能ですが、その場合は管理委託料が掛かります。 修繕積立金 マンションを所有している場合、専有部分以外の部分(エントランス、エレベーター、外壁などの共用部分)の大規模な修繕に備えて毎月、積み立てるお金です。 賃貸管理代行手数料 所有する物件の管理を不動産会社で代行してもらう際に、支払う費用です。家賃の徴収や物件の清掃、入退去者への対応などの費用です。 各種損害保険料 所有する物件の火災保険・地震保険などの保険料です。 修繕費 所有する物件から住人が退去した後に掛かる費用です。クリーニングやリフォーム、エアコン・給湯設備などの修繕に充てます。 各種税金 固定資産税・所得税・住民税など、納めることが法律で義務付けられている各種の税金です。

ローン返済後はどうなる?

ローンを完済すると、手元に残るお金はそれだけ多くなります。物件を購入する際は、出来るだけ頭金を多く用意する必要性がわかります。また、可能であれば毎月の返済にプラスして、繰り上げ返済するように心掛けましょう。 ※ローンを完済しても、物件の管理費と修繕積立金は引き続き支払う義務があります。

まとめ

今回は家賃収入とローン返済、その他の費用についてみてきました。資金をショートさせないためには、ある程度頭金を用意してから、物件を購入することが大事になります。また、余裕があればローンを繰り上げ返済することも支出を減らすために有効です。不動産投資は大きな買い物ですので、良く先を見通して投資しましょう。 不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】までご一報ください。