土地売却時の住民税の計算方法について



土地を売却して利益が発生した場合、その利益に対して税金がかかります。税金の種類は二種類あり、一つは「所得税」で、もう一つは「住民税」です。今回はこの二つの税金の支払う金額やタイミング、そして計算方法などを紹介していきたいと思います。

土地売却時の「利益」に対して税金がかかる

土地を売却した際、税金がかかるのは「売却価格」全体にかかるのではなく、売却によって得られた利益にのみ税金がかかります。利益とは(利益=売却価格−購入額)で表すことができます。 つまり、売った価格と買った額が同じか、買った額が大きい場合は利益が出ないため税金はかからないというわけです。 不動産などの譲渡所得には給与所得や事業所得とは別に課税される仕組みです。これを分離課税と呼びます。 譲渡所得にかかる税目は「所得税」と「住民税」です。これは確定申告で申告しなければなりません。「所得税」の申告をすれば「住民税」も同時に申告されます。

「所得税」と「住民税」を支払うタイミング

「所得税」を支払うタイミングは原則3月15日までです。年によってその日が土日に当たる場合は翌平日が納付期限となります。 「住民税」については住民税納付書が送られてきます。各市町村によって違いもありますが、4期に分けて納付できるようになっています。

譲渡所得の住民税の計算方法

譲渡所得の税率は二通りあり、短期譲渡所得(所有期間5年以下)と長期譲渡所得(所有期間5年以上)に分けられています。 ・短期譲渡所得(所有期間5年以下):所得税率30.63% 住民税率9% 合計税率39.63% ・長期譲渡所得(所有期間5年以上):所得税率15.315% 住民税率5% 合計税率20.315% 課税対象となる金額は次の式で計算できます。 ・譲渡所得金額(課税対象となる金額)=譲渡収入額−(取得費+譲渡費用) 譲渡所得金額がでたら税率をかけ、税額を計算します。 ・税額=譲渡所得金額 × 税率 例) 譲渡所得金額が2000万円の場合 (短期譲渡所得) 所得税:2000万 × 30.63%= 612万6000円 住民税:2000万 × 9% = 180万円 合計税額:792万6000円 (長期譲渡所得) 所得税:2000万 × 15.315% = 306万3000円 住民税:2000万 × 5% = 100万円 合計税額:406万3000円

まとめ

「土地売却時の住民税の計算方法について」と題して計算方法などを紹介してきましたが、ポイントとなるのは、税金は「利益」に対してかかるということと、利益には短期譲渡所得と長期譲渡所得があるということ、それぞれ税率が異なるということ、そして5年以上所有した土地(不動産)を売却するのは、5年以下に比べ格段と税金が安くなるということです。また、譲渡所得にかかる税金にはさまざまな控除などもありますので専門の業者に相談することをお勧めします。 不動産の売却、購入に関してお悩みの際には【株式会社日本不動産】までご一報ください。